本日、岩手県議会 森林・林業政策研究会で「中大規模の木造建築事例」をテーマに、仙台市にある「東北ボーリング(株)本社」と「(株)大林組仙台梅田寮」を視察研修しました。
東北ボーリング(株)本社新社屋は、SDGsに配慮した建物で、①地中熱利用による空調システム ②太陽光発電をベースとした創エネ ③断熱性と強度を兼ね備えた木造構造が特徴で、ほぼ100%宮城県産材を使用して「ZEB」を達成しています。そしていざという時の防災拠点の役割を担っています。
建屋だけでも、通常の施工より5〜7割高になりますが、
あらゆる補助制度を活用して、さらに「地域に貢献する」
という考えで建築したとのことでした。
(株)大林組仙台梅田寮は、CLTユニットを活用したハイブリッド木造建築で、通常の鉄筋コンクリート建築より短期間でしかも工事期間における近隣への騒音等が少ない特徴があります。が、やはり建築コストは2割ぐらい高くなるとのことでした。しかしそこは、若手人材確保のための福利厚生と建築会社としてのモデルルーム的営業も兼ねておりました。
どちらも魅力的な事例でした👍
【Facebookより転載】
高橋やすゆきのFacebookはこちら>>。